永遠の0(ゼロ) 百田尚樹著  太田出版

私の友人、百田尚樹氏が長編小説「永遠の0(ゼロ)」を上梓しました。
すごい小説でした。何がすごいって、読書嫌いの私が、こんな長編小説を2日で読み切った
ことです。それは本に吸い込まれるようでした。
高村薫の「照柿」も10ページで断念した私ですが、この百田氏の小説は10ページで私を引き込みました。
彼に才能があることは知っていましたが、ここまでとは。最初は、そんなことも頭によぎりながら読んでいたのですが、30分もしたら物語に完全に入ってしまったのです。
私は怒り、絶望し、同情し、反論し、そして何度も泣きました。読み終えたのは午前1時でしたがなかなか寝付けません。脳裏に様々な場面が浮かんでしまうからです。
本当に壮絶な小説でした。日本人として読んでおくべき本でしょう。
さっそく百田氏に電話をしてこの作品について語り合いました。
「○△×のとこはよかったなあ。泣きましたよ」
「そやろ、健ちゃん。あそこはな、ボクも書いてて泣いたとこや」
こんなことを言わなければ、小説のグレードはもっと上がるのですが。
とにかく必読です。何が正しくて、何が間違っているのかを知るためではありません。
現実に何があったのかを知るために読んでほしいのです。
絶対に後悔はさせません。私を信じて読んでください。
なお、この清い小説を本当に楽しみたい人は、著者の顔を知らない方がよいと思います。
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by hatakeng | 2006-09-01 13:02 | ライブ


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